開催
自助具を見て、使って、そして自分で作りました。

今日のSaturdayLaBoは自助具のワークショップ。
作業療法士の石﨑真央先生(四日市羽津医療センター)に、自助具についてお話していただき、実際にみんなで『バネ箸』を作りました。
バネ箸の材料は一般的な箸と塩化ビニルチューブ、アクリルまたはステンレスの板、ホームセンターや100円ショップで購入できる物を工夫することで自分で作れるんです。両手が使える方であれば5分ほどででき上がります。
自助具は、手や足に麻痺があったり、関節が動かしづらいなどの不自由さを助け、日常生活の身の回りの動作を容易に、より快適にしてくれます。不自由さもそれを感じる場面も人それぞれです。料理がしたいけど野菜がうまく切れない、ボタンは留められるけどホックは難しい、靴下を干すのが難しい、手が震えてスプーンから食べものが落ちてしまう、等。作業療法士さんは個々の相談を受け、その人に合った自助具を提案したり、その人により適したものをと作ったりもされています。アイデアマンで工夫が上手です。
日頃のちょっとした困りごとや悩み事は、みんなでアイデアを出し合ったり、情報交換すると、役立つ情報を得たり、解決策が見つかったりすることがあります。今回のような専門家を交えての気軽に相談できる場、交流の場をまた開催したいと思います。(松井)
- 場所
- ランプ(鈴鹿市西条7丁目26-2)